TelloFlight v1.0.3公開のお知らせ
こんにちは。宮下です。
今回は、私が開発・公開しているTelloFlightのバージョン1.0.3を公開しましたのでお知らせします。
今回のバージョンでは、
- FPVの動画録画機能の実装
を行っています。
すでにTelloFlightを活用いただいている方々からは静止画の保存だけではなく、動画の保存機能実装のご要望も多かったので、対応いたしました。(お待たせしてしまい、すみません、、、)
リンク:https://jforf.pro/tello-flight
TelloFlightとは?
ホビードローンである、Ryze Tech社が販売しているホビードローンのTelloを制御するツール群になります。
現状は、TelloFlight用の拡張機能を搭載したScratch3.0とTelloとScratchなどのプログラムを同期実行するためのTelloFlight本体、FPVを表示・保存(静止画・動画)するためのTelloViewを提供しています。
個人・教育機関での利用は原則無償で、企業イベントなどの法人での利用では有償ライセンスをご購入いただいてご利用いただけます。
FPV録画機能について
今回実装したFPV録画機能は、以下の設定で動画を保存します。
- 解像度:960x720
- フレームレート:30fps
- ファイル形式:H.264(MP4ファイル)
となります。
これらは変更不可で固定設定になります。
動画の撮影時間については、ストレージ容量またはTelloの稼働時間が許す限り撮影することが可能です。
今後の開発予定
以前に公開した開発スケジュールからは大幅に遅れてしまっていますが、当方の開発時間が確保でき次第対応してまいります。
v1.0.4では、使用しているランタイム(.NET Core)を一度廃止します。
当初はMacOSやLinuxでの使用にも対応するために.NET Coreを使用していましたが、一部機能で従来の.NETランタイムを使用することになりましたので、一度.NET Coreのランタイム利用を削除する予定です。
また、カーブ飛行のご要望も多かったため、実装を予定しています。
現状では、Tello SDKと同様のI/Fで実装・公開をする予定です。
最後にもう一つ、現状Web版のみ提供しているシミュレータ機能をオフライン版でも実行できるように対応します。
以上3点を次回アップデートでは予定しております。
TelloFlightのご利用を検討されている方は、こちらのページからダウンロードしてご利用ください。
TelloFlightについてのお問い合わせは、こちらからお問い合わせください。
今後とも、TelloFlight、JforF Labをよろしくお願いいたします。
現在、小学校での活用を検討していますが、トイドローンの可能性を広げる貴社の開発を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
Telloはホビードローンではありますが、小中学生の教育の場でも十分に活用に耐えるドローンです。
一般的なドローンに比べて制約はありますが、教育の場で活用いただけるように制御端末でのプログラミングで貢献させていただきます!
ぜひご活用いただけますと幸いです。